小さい商売をやっていると、何から何まで自分でやらねばなりません。
売掛金の回収は結構気を使う仕事ですが、これも商売人の務めだと思っています。
通常は、問題無くお取引ができるのですが、中には代金を払ってくださらない方もいらっしゃいます。
いろんな事情がおアリなのだと思うのですが、お取引をさせて頂いた以上はお代を頂かないと困りますよね。
【ステップ1】
内容証明郵便を送ってみよう!
内容証明郵便とは、いつ、誰が誰宛に、どんな内容の郵便を送ったか、日本郵便が証明をしてくれるサービスです。
法的な効力はありませんが、「毅然とした態度で臨みますよ、こちらは。」というポーズになります。
決められたフォーマットがあり、同じものが3通必要になります。
詳しくはこちら → 日本郵便http://www.post.japanpost.jp/service/fuka_service/syomei/index.html
もしくは、こちらを。
【ステップ2】
それでも反応が無い場合は、少額訴訟制度を利用してみよう!
少額訴訟は60万円以下の金銭債権に関する案件を、1日の審理で判決を下すシステムになっています。
必要なものは
1)訴状
※簡易裁判所でもらえます
2)両方の会社の商業登記簿謄本、、もしくは代表者事項証明書
※法務局で取得できます。
3)証拠
発注書、納品書、請求書などの書類やメールのやり取りの記録など。
基本的に1日で審理が終了する為、証拠になり得る全ての物を持って行きます。
4)手数料
数千円でした。
そして、訴状と証拠については原本とあわせて2部必要でした。
これらを簡易裁判所に持っていくと、簡単な聞き取りがあり、その場で裁判の日が決められます。
後日、双方に、裁判所から出頭命令が来ますので、裁判に臨む形となります。
手続き自体は非常に簡単でした。
本来は、こんな事しなくても、きちんとお取引ができれば良かったのですが、たまにはこういう事もありますね。
良い経験でした。
詳しくは、最寄の簡易裁判所へ行くと教えてくれます。
いずれ、簡易裁判レポートもしたいと思います。
たまには役に立つ事も書いてみました。では。