サイドバーには「楽々の本棚」という事で、オススメの本を載せてあります。
本を読むのは好きなのですが、本にまつわる文章というのは恐ろしく苦手で、過去のテキストサイト、ブログなどでもほとんど触れて来なかった分野です。
そういや、夏休みの読書感想文も大嫌いだったなぁ。
でも、ちょっと人にオススメしてもいいかな、という本はいくつかあって、ブログでも取り上げたい気持ちはあるんですよ。
だから、「楽々の本棚」は僕自身のプレゼンの練習も兼ねた、備忘録感覚でお送りしようかと思ってます。
プロの作品を拙い文章で紹介するのは非常に心苦しいのですが、どうぞお付き合いください。
では、初回はこちらを紹介します。
悶々ホルモン 佐藤和歌子 著
一言で言えば、
20代の女性(著者)が一人でホルモン焼き屋へ行き、食らい、レビューする。
というエッセイです。
なので作品に登場するお店は実在するお店です。
とにかくお店の描写とホルモン描写が素晴らしく、匂ってくるんですよね。脂の匂いが!
たまらんぜ!
読んだら今夜、絶対ホルモンが食いたくなります。
そして確実に「赤身食ってる奴なんてニワカだよ」なんて、通ぶりたくなってしまいます。
そして、実際友人に言ってしまいます。
そして若干ヒンシュクを買います。
僕もどっちかというと食い道楽の酒好きなので、この著者のホルモンへの愛、酒への愛が本物であると分かります。
ほんまもんです。
女性がホルモンエッセイっていうのも、好感が持てませんか?
時代は脱スイーツ(笑)ですよ。まったく。
とにかくうまそうに描いてるんだよなぁ。
ほとんど東京のお店なのですが、これだけうまそうにホルモン焼き屋を紹介されたら、ホルモン目的で上京したくなっちゃいます。
近いうちに僕が東京に行くと言い出したら間違いなくこの本の影響です。
みんなでホルモン食いましょう!
と、いつのまにか、本の紹介からホルモンファンクラブ的な話題にシフトしてしまいましたが、それぐらいテンションが上がる本です。
人間は本能に近い欲求を刺激されると、行動する確率がかなり上がるんですね。
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