刈谷市美術館で行われている
大江戸の賑わい展 -北斎・広重・国貞・国芳らの世界- ※5月31日(日)まで
に足を運びました。
最近江戸の文化に興味シンシン物語です。
やっぱり浮世絵はスゲー。
多色摺りの版画によって、あれだけの緻密な仕上がりというのにほんと驚愕します。
当時、ヨーロッパ向けに輸出していた焼き物の緩衝材として、一部浮世絵は使われていたそうです。
僕たちが今、新聞やチラシをくしゃくしゃにしてダンボールに詰めるのと一緒の要領ですね。
それだけ、当時の日本人にとって浮世絵はポピュラーなものであり、ポップな消費財だったのでしょうね。
歌舞伎の役者絵なんかは、今で言うタレントのブロマイドのような物だったそうです。
で、西洋の人は副産物的に入って来た、この東洋の超絶構図の極彩色を見て、たいそう驚いたそうです。
ゴッホを始めとする有名画家も浮世絵にインスパイアされ、オマージュ的作品を残しているのは有名ですよね。
僕が個人的に好きだったのは、やっぱり役者絵ですね。
北斎や、広重の風景画も良いんだけれど。
衣装とか、立ち方とか、斬新でカッコよくて、ある意味ジョジョを彷彿とさせるものがあります(笑)
松本幸四郎とか、今も活躍する役者さんのご先祖様が描かれているのを見ると、ゆったりとした時間の流れに僕たちが生きていて、この絵の世界と確かにつながっていると感じられて、とても気持ち良いです。
今月末までやってますので、お暇なら是非。
刈谷市美術館
教師ビンビン物語?
けっこう美術館行ってるんすね、イイなー。
俺も行きタス、ユビキタス。
投稿情報: くままる | 2009年5 月15日 (金) 23:46
>くままる
>教師ビンビン物語?
拾ってくれてありがとう。
東京、すばらしい美術館が多いからうらやまシス。ホメオスタシス。
投稿情報: 楽々(管理人) | 2009年5 月16日 (土) 16:22