『アバター』を観てきました。
ストーリーは、未開の惑星に潜む貴重な地下資源を、人類が原住民を虐殺して奪い取ろうというモノです。
物騒ですね。
当然原住民は多くの犠牲を出しながらも必死で抵抗するわけです。
本当にたくさんのヒトが死ぬ映画です。
僕の印象は戦争映画だな。という事。
人類をエイリアンに見立てて、とにかく人間の業の深さをエンターテイメントに乗せて大迫力で描いています。
ジェームス・キャメロンが広島の映画を撮ろうという話も耳にしますが、これは反戦映画とは思えませんでした。
戦って、戦って、自分を守る為に戦って死ぬ事もいとわない。
アメリカ的英雄論のど真ん中を行く映画ですよ、これは。
個人的にはあまり爽快感の得られない映画でした。
最後に良い所を。
・3D映像は凄い。新たな体験を提供してくれた。
・ところどころにナウシカ、もののけ姫のインスパイア?が見られて楽しい。
・敵役ながら大佐の見せ場が非常にカッコいい。主役を食うアクション。
積極的にオススメしないけど、話題になって当然の映画、という感じでした。